夜勤専従の看護師は夜間に働きますが、日勤とは仕事内容が異なります。
日中は患者も含めて多くの人が活動しており食事などもありますが、逆に夜間は患者全員が眠るので一転して静かな空間です。そのため食事などはなく、巡回やナースコールへの対応が主な仕事内容です。
一見すると日勤よりも夜勤の方が簡単のように思えますが、決してそうではありません。何も問題が発生しなければ良いですが、患者が急に体を異変を訴えることがあります。
日勤の場合は多くの看護師が働いているので、それだけ知恵や力を振り絞って強力することができます。しかし、夜勤は人員が少ないので自分の力で解決しなければなりません。
何もできずに応援を待つだけでは、患者の命が危機に瀕します。そのため夜勤専従看護師として働く場合、高い看護レベルが求められます。
トイレ介助やオムツ交換も、大切な仕事内容です。
高齢者は基本的にトイレが近く、オムツが汚れたら気持ち悪くて眠れません。患者が寝不足になると健康にも悪影響が出るので、トイレ関係の問題とは慎重に向き合う必要があります。
あとは、自身の体調をコントロールする意識も求められます。
日勤と夜勤を繰り返すよりも夜勤専従の方が働きやすいという人も多いですが、やはり人は夜に寝る生き物なので用心しなければなりません。寝不足が続くと倒れてしまう可能性がありケアレスミスの危険性も増すため、薬を間違えるなどのミスをしないように健全な状態を保つ必要があります。